雨樋を使って、おしゃれなプランターを作ろうとお考えではないでしょうか。
雨樋で作るプランターはスペースを取らず、狭いベランダでもガーデニングや家庭菜園が楽しめます。
また、作成手順を知っておけば、誰でもオリジナルの雨樋プランターを簡単に作れます。
今回は、雨樋を使っておしゃれなプランターを作るための情報を解説していきましょう。
解説する内容は、以下の3つです。
・雨樋を活用してプランターを作る手順
・雨樋プランターの作成に必要なもの
・雨樋プランターのメリット・デメリット
雨樋プランターを飾る際の注意点も紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。
雨樋プランターの作り方を以下で解説していきます。
準備する材料と道具、作成手順をそれぞれ解説しますので、雨樋プランターを作ってみたいとお考えの方は、チェックしてみてください。
雨樋プランターの作成に必要な材料と道具は、以下のとおりです。
・雨樋
・止まり
・のこぎり
・ドリル
雨樋の形状は半円型や角型などがあり、サイズもさまざまです。
お好みのタイプを選びましょう。
止まりとは、雨樋の両端に取り付ける蓋のことです。
また、あると雨樋プランターがおしゃれになる道具も以下で紹介します。
・紙ヤスリ
・塗料
・ハケやスポンジ
紙ヤスリは、プランターを塗装する際に重宝します。
プランターを塗装する前にヤスリをかけることで、塗料が密着しやすくなります。
雨樋の材質は、加工しやすい塩化ビニール(プラスチック)がおすすめです。
必要な材料と道具は、すべてホームセンターで揃えられるものばかりです。
のこぎりや穴あけ工具を別の道具で代用したり、塗料を100円ショップで揃えたりすれば、費用も抑えられます。
雨樋プランターをテーブルや地面に置く場合は、角型タイプを選ぶことをおすすめします。
雨樋プランターの具体的な作成手順は、以下のとおりです。
・雨樋をのこぎりで切る
・底に穴を開ける
・止まりを両サイドに取り付ける
・紙ヤスリを全体にかける
・塗料を塗る
・乾かす
雨樋の底にはしっかりと穴を開けて、水が流れ出やすくなるようにしましょう。
雨樋プランターのメリットは、おしゃれで、省スペースで楽しめることが挙げられます。
それぞれのメリットを、詳しく紹介していきます。
雨樋プランターは自分の好きなようにペイントができるため、人とは違うオリジナルのプランターが作れます。
家やベランダのカラーに合うプランターが探せなくても、雨樋プランターに自分の好きな色を塗れば解決です。
また、植えるお花に合わせて雨樋プランターの色を選ぶのもおすすめです。
雨樋プランターは、雨樋自体が小さいため、スペースをとらないのでベランダが狭くても置き場所に悩みにくいです。
また、留め具である金具を使うことで手すりや窓枠などに引っ掛けることも可能です。
雨樋プランターは宙に浮かせて飾れるため、狭い場所でもスペースを取ることなく楽しめます。
雨樋プランターのデメリットは、耐久性が低い点です。
雨樋はプランター用に作られてないため、一般的なガーデニング製品と比べると長持ちしません。
ベランダに飾る際は、破損する可能性も考慮して、落下しても危険の少ない場所に設置するようにしましょう。
雨樋プランターを作成する際は、プランターが落下しないような対策をしましょう。
ベランダの手すりに引っ掛ける場合、留め具が外れて落下する可能性があります。
また、窓の外側に設置した場合も、落下して事故が起きる恐れがあります。
そのため、雨樋プランターを設置する際は、落下しないように金具でしっかりと固定しましょう。
使用する金具は、雨樋を固定するための部材がおすすめです。
また、雨樋プランターに入れる花や土の量にも注意してください。
あまりにも多いと、雨樋プランターが破損しやすくなります。
雨樋プランターを作る際は、耐久性が低いことを考慮してアレンジするようにしましょう。
雨樋プランターは、誰でも簡単に、またおしゃれに作成できます。
費用も高くないため、ご自身の好みに合わせたプランター作りに挑戦しやすいです。
また、プランターを設置する際は必ず周囲に配慮して、落下することがないように対策を立てましょう。
雨樋の形を詳しく知りたい場合は「雨樋ってどんな種類があるの?素材や形状のパターンとそれぞれの特徴」もご覧ください。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。