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コラム

雨樋の破損時は交換・補修が必要!メーカーや品番の確認方法を紹介

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「雨樋のメーカーや品番の確認方法が知りたい」

雨樋を交換する際、このようにお考えになる場合もあるでしょう。

雨樋は部材の一部が壊れてもその部分だけ交換することが可能です。
ただし、雨樋にはさまざまなサイズや種類があるので、交換する場合はメーカーと品番を確認して同じタイプの商品を使わなければいけません。

この記事では、雨樋のメーカーや品番の確認方法を紹介します。
雨樋の交換をしたいけれど、同じ商品をどうやって探せばいいのかわからないという方はこの記事をぜひ参考にしてみてください。

 

雨樋の破損時に品番を確認する方法

リバーシブル雨樋

雨樋が破損した場合に品番を自分で確認する方法を紹介します。
タイプが異なる雨樋を施工してしまうと、雨漏りの原因となるため、必ず品番の確認は行いましょう。

 

雨樋を確認する

雨樋によっては、本体にメーカーや品番が記載されている場合があります。

ただし、経年劣化によって記載が見えなくなっている可能性もあります。
そのような場合は、太陽光が当たらない部分に品番の記載がないかチェックしてみましょう。

 

見積書を確認する

雨樋を施工してもらった際の見積書が残っている場合は、品番が記載されていないか確認してみてください。
施工の際に使った部材のメーカーや品番が記載されていることもあります。

新築の場合は、工務店やメーカーから渡された仕様書や各種説明書を確認してみましょう。
見積書や仕様書に品番が記載されていなければ、工事を行った工務店に問い合わせてみてもいいでしょう。

古い型の雨樋の場合、すでに廃番になっていることもあります(ただし、廃番でもメーカーが作ってくれる場合があります)。
同じものが見つからない場合、雨樋全体の交換が必要となります。

 

雨樋の破損時に品番を間違えて施工すると起こりうる問題

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もし、品番を間違えて雨樋を施工すると、どのような不具合が起こるのか紹介していきましょう。

雨樋の部材は一見するとどれも同じように見えますが、品番によって微妙にサイズが異なります。
そのため、雨樋を一部交換する際は、必ず品番を揃えて使わなければいけません。

樋の品番を間違えてしまうと、主に以下の2つのような問題が起きます。
それぞれの問題について詳しく説明していきましょう。

 

雨漏りする

品番が異なる雨樋を施工してしまうと、雨漏りする可能性が高まります。
雨樋は、部材同士がぴったりとはまるような設計になっています。

しかし、品番が違えば雨樋同士の接合部分にズレや隙間が生じてしまうでしょう。
ズレや隙間が生じれば、そこから雨漏りが発生します。

雨漏りは、壁や住宅の基礎を傷める原因にもなるため、雨樋を施工する際は適した部材を使用するようにしましょう。

 

雨樋が破損してしまう

雨樋を異なる品番の部材で接合すると、破損してしまう場合があります。
雨樋は、メーカーや品番によってはミリ単位でサイズが異なります。

「1~2ミリの違いなら」と無理に接続しようとすると、古い雨樋が破損する可能性が高いです。
雨樋の耐用年数を維持するためにも、新しい部材に交換する際は正しい品番の商品を選びましょう。

 

雨樋の破損時に安心して修理を依頼できる業者の選び方

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雨樋の破損時に、安心して修理を依頼できる業者の選び方を以下で解説します。
優良業者の選び方は、主に以下の2つです。

・施工実績が豊富かチェックする
・見積書が丁寧かチェックする

以下にてそれぞれの方法を紹介するので、業者選びの際の参考にしてみてください。

 

施工実績が豊富かチェックする

雨樋の修理に関する施工実績が豊富かどうかチェックしてみましょう。
施工実績が豊富であれば、さまざまな雨樋修理の経験があるため、施工ミスが起きにくいです。

また、施工実績が豊富な業者は依頼主への対応にも慣れています。
雨樋に関してあまり知識を持たない依頼主にも、丁寧な説明を行ってくれるでしょう。

特に、はじめて雨樋の補修や交換をする場合は、施工実績が豊富な業者に依頼するのがおすすめです。

 

見積書が丁寧に作成されているか確認する

優良な業者は、見積書を丁寧にわかりやすく作成してくれるため、見積もりを出してもらった際には内容を確認してみましょう。
また、見積もりは1社だけでなく、複数社に依頼する相見積もりをするのがおすすめです。

相見積もりとは、複数社に同じ工事内容で見積もりを出してもらうことです。
ただし最大2社に依頼するようにしましょう。

各業者の見積書を確認してみて、内訳が丁寧に記載されているか、工事価格は適正かなどをチェックしましょう。

 

雨樋の破損時はメーカーや品番を間違わないように交換しよう

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雨樋の部材を交換する際は、メーカーや品番を確認して、同じタイプの部材を利用することが重要です。
雨樋はさまざまなサイズがあるので、同じメーカーでも品番が違えば施工ができません。

また、異なる品番の雨樋を無理やり施工してしまうと、雨漏りや樋の破損につながります。
雨樋本体や見積書などを確認して、交換する部材の品番を確認するようにしましょう。

どうしても品番が確認できなければ、施工実績が豊富な業者に相談をすることをおすすめします。

なお、雨樋の修理を考える場合は「自分でやる?雨樋を修理する時の7つの工程と交換時の大切なポイント」をチェックしてみてください。

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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