「雨樋」といっても実は1つ1つ部材に名前があるんですよ。
ここでは雨樋の主な部材の名前をご紹介いたします。
雨樋の主役はこの軒樋です。
実は傾斜をつけて設置してあるので雨水は②集水器へ向かって流れていきます。
「軒樋で受けた雨水を集める器」文字通りの部材です。
ここから縦樋に水を送り込みます。
軒樋の既製品は1本1.8~4Mでできています。
軒樋同士を繋ぐときにこの部材が用いられます。
軒樋の曲がり角に使用する部材になります。
軒曲がりには「外曲がり」と「内曲がり」の2種類があります。
軒樋の端に取り付ける部材です。
この部材をつけて雨水をせき止めます。
軒樋を支える金具の事をいいます。
軒樋金具の種類は「打ち込み」「正面打ち」「横打ち」などなど…。
素材も亜鉛メッキ・ステンレス・銅があります。
大きく分けて軒樋の部材の種類はこのくらいです。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。