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コラム

雨樋の部分名称(軒樋編)

「雨樋」といっても実は1つ1つ部材に名前があるんですよ。
ここでは雨樋の主な部材の名前をご紹介いたします。

【軒樋 編】

①軒樋(のきどい・のきとい)

軒樋

雨樋の主役はこの軒樋です。
実は傾斜をつけて設置してあるので雨水は②集水器へ向かって流れていきます。

②集水器(しゅうすいき)

集水器

「軒樋で受けた雨水を集める器」文字通りの部材です。
ここから縦樋に水を送り込みます。

③軒継ぎ手(のきつぎて)

軒継ぎ手

軒樋の既製品は1本1.8~4Mでできています。
軒樋同士を繋ぐときにこの部材が用いられます。

④軒曲がり(のきまがり)

軒曲がり

軒樋の曲がり角に使用する部材になります。
軒曲がりには「外曲がり」と「内曲がり」の2種類があります。

⑤止まり(とまり)

止まり

軒樋の端に取り付ける部材です。
この部材をつけて雨水をせき止めます。

⑥軒樋金具(のきどいかなぐ)

軒樋金具

軒樋を支える金具の事をいいます。
軒樋金具の種類は「打ち込み」「正面打ち」「横打ち」などなど…。
素材も亜鉛メッキ・ステンレス・銅があります。

大きく分けて軒樋の部材の種類はこのくらいです。

【縦樋の部材の名称はこちら】

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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