雨樋の破損を火災保険で直すことができるのは理解頂けたと思います。
本来、火災保険を使うなんて想像ができないし、ましてや申請をするなんて初めてかと思います。
「保険の申請」という概念で皆さん非常に難し手続きかと想像されていると思いますが、意外と簡単にすることができます。
手順は下記の順序のとおりです。(補足も合わせて御確認ください)
まずご加入している保険会社の窓口に証券見ながら電話をし、現状を話してみてください。
「雨樋が雪で破損したので保険の申請がしたいんですけど?」
「雨樋が台風で飛んでいってしまったのですが、保険は適用されますか?」
というような感じで大丈夫です。
すると保険会社が数日後に「保険金申請書」をご自宅に送ってきてくれます。
その「保険金申請書」には下記の事をボールペンで記入をします。
1)請求日
2)保険金請求者(あなた)の情報 → 名前・住所・電話番号
3)他の保険会社の契約について
4)保険金振り込み口座
それと保険会社が保険金額を決めるのに求められる書類として下記の2つがあります。
「工事店の見積もり」
「現状の破損部分の写真」
この2つは工事店に作ってもらってくださいね。
その3点の書類が集まったらそれをひとまとめにして保険会社に返送するだけです。
保険会社からもらった返信用封筒があるので、それを使ってください。
発送後、数週間後に保険会社から保険金額の連絡があり、保険金請求書に記載した口座に振り込みがあります。
以上で保険会社とのやりとりは終了です。
あとは御見積をしてもらった工事店からの見積もりと保険金額を照らしあわせて話し合って補修工事の中身を話し合ってくださいね。
【雨樋を火災保険で直す】についてはこちら
※ここでの保険金の内容・補償内容・申請方法などの話は全ての方にあてはまる事ではありませんのでご加入している保険会社に十分確認をしてください。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。