常に屋外で太陽の熱・風雨にさらされている雨樋。
設置環境によって左右されますが、雨樋の寿命は約20~30年といわれております。
雨樋に起きる不具合の原因は大きく分けて2つあります。
ここではその2つの原因を細かくご紹介します。
雨樋は建物に後付しており、雨水の重さに耐えるために、主に軽量のプラスチック材・板金材でつくられています。
日常的な風雨には一定の耐久性はありますが、猛烈な台風・大雪・雹(ひょう)の影響で雨樋は壊れたりします。
台風で飛散してしまったり、雪で押されてしまったり、雹で穴が空いてしまったり。。。
また太陽の熱の影響で特にプラスチックの雨樋は経年劣化をします。
夏と冬の温度差の中で部材が伸び縮みを繰り返すのです。
これは仕方のないことなので、外壁塗装のタイミング等でメンテナンスをするのが理想です。
ちなみに「台風」「雪」「雹」が原因で雨樋が曲がったり、壊れたりした場合はご加入されている火災保険で補修することができます。
↑ 破損雨樋
↑ 雨樋補修後
↑ 破損雨樋
↑ 雨樋補修後
↑ 破損雨樋
↑ 雨樋補修後
↑ 破損雨樋
↑ 雨樋補修後
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。