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コラム

自分でやる?雨樋を修理する時の7つの工程と交換時の大切なポイント

雨樋の工事ってどのような手順でするのか工事前に知っておきたい!や
雨樋の交換を自分でやりたんだけど・・・でもどうやってやればいいの?と良く聞かれることがあります。

ここでは雨樋の交換工事についてをわかりやすくご説明をいたします。

雨樋交換の手順

①工事を業者にお願いする?自分で交換工事をする?

一番簡単なのは業者に連絡してお願いをする。というものです。
しっかり雨樋工事を専門的に工事をする業種(建築板金業)の工事店に連絡をしてください。
間違っても畑違いの業種に連絡をしないようにしてくださいね。建築業は幅が広いので気をつけてください。

逆にホームセンターで部材を買ってきて、雨樋の交換をご自身でする方もいらっしゃいます。

そのホームセンターで購入する部材の他に幾つか道具が必要になりますので気をつけてください。
電動ドライバー・パイプカット用ノコギリ・ビス・バール(釘抜き)・コーキング・雨樋のり・脚立・梯子 等など。。。。

その道具をもっているのであれば、お休みの日にでもチャレンジしてみるのはよいと思います。

私共プロの業者から客観的に意見を申し上げると、意外とうまくいかない場合が多いですよ~という意見です。笑
よく「部材はホームセンターで買ったんだけど、途中で挫折をしてしまった…笑」なんて電話も多くいただきます。

でも、何事もチャレンジですね。挑戦するのも良い選択だと思います!!

しかし一番は「安全に」工事をすることができるかということが大切だと思います。

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②足場を掛ける

雨樋を交換するのにあたってまずは「足場」が必要・不要というところが、まずはポイントになります。

【足場が必要な場合】
・2階部分以上の雨樋を交換する場合で雨樋の交換部分が5m以上の場合
・隣家が接近していて作業の際に安全を確保できない場合
・作業の際に職人の安全の確保ができない場合
・足場を掛けた方が、作業効率が高く工事が早く終る場合

【不要な場合】
・1階部分の雨樋の交換の場合
・2階部分の雨樋交換でお客様の敷地内、または隣家から梯子(ハシゴ)を掛ける許可をいただけれる場合

前項①に記しましたが、一番重要なキーワードは「安全に」作業をするということです。

足場をケチって梯子で作業をして、落下事故が発生したという話もよく聞きます。
十分ご注意をしてくださいね。

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③取り付けたい商品を選ぶ・用意する

足場の有無が分かったら、新規に取り付けたい雨樋を選択します。
雨樋のメーカーは有名どころで6社、各メーカー・各種類・各色合わせて100種類以上あります。
【雨樋(あまどい)ってなに?】を御覧ください。

縦樋との相互性があるので基本的には軒樋のみを交換する場合は既存雨樋と同じメーカーの商品を選択されることをお勧めします。
縦樋も一緒に交換する場合はお好みのメーカの商品を選んでいただいて大丈夫です。

ご自身で雨樋を用意する場合はホームセンターやインターネットで部材を用意していたければと思います。
ホームセンターではメーカーや種類が少ないので在庫のもので限定されてしましますが、ベーシックなものでしたら在庫であるものが多いです。
業者さんにお願いする場合はまずは業者さんからおすすめの商品を聞いてみてください。実際取り付ける側からの意見は参考になるはずですよ。

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④既存雨樋と既存金具を外す

さて、取り付ける雨樋の材料を手配したら、次に既存(今ついている)雨樋を撤去します

まずは雨樋本体を外し、その後にそれを支持していた金具を取り外します。

今回交換する雨樋です。

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軒樋(横の樋の事)は前高の角形です。
セキスイのE70という廃番商品をPanasonicのPC50という現行商品に交換工事します!!

雨樋の金具の留め具(ツメ)を外し、雨樋を撤去しました。

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次に専用の工具を使って金具を外します。

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既存縦樋も実は廃盤商品なので、これも交換します。
縦樋は丸型に変更しちゃいます!!

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既存の金具を外した所は穴が空いてしまっているので、水が入って腐らないようにコーキング剤を注入し止水作業を忘れない事!

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雨樋の廃材です。

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市区町村によって廃材の回収・処分方法が異なりますので、事前に確認をしたほうがいいですね。
工事業者が行う場合は民間の廃材処分業者に処分をしてもらいます。

⑤新規の雨樋金具を取り付ける

既存雨樋と既存金具を外したら、次は新規の雨樋金具を取り付けます。

金具の種類はステンレス製・亜鉛メッキ製・プラスチック製のどれかになります。
(銅板の雨樋の時は銅製の雨樋金具が付きますが)
耐久性や耐候性を検討し3つから選択してください。
ステンレス製はサビにくい特徴があるので、他のものと比べて若干ですが材料が割高になります。
ただ亜鉛メッキ製もプラスチック製も悪い商品ではないですよ。強くて丈夫に作られてますよ!日本で出回ってるものは国産品なのでご安心を!

 

ここでは亜鉛メッキ製の金具を取り付けます。
金具は両端に1個づつ取り付けるところからスタートします。

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金具は釘ではなくビスで取り付けるのが理想です。
釘だと長い間、雨樋に雨や雪の荷重が掛かると少しづつ抜けてきてしまいます。
逆にビスならネジ状になっているため、抜けにくい作りになっているので安心です。

両端に金具を取り付けたら、それぞれに1本のタコ糸を巻きつけます。
これは樋の中で雨水がスムーズに流れるように金具を取り付けるガイド(目安)の役割があります。

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水は重力で高いところから低いところへ流れて行きますね(当たり前と言わないでください・・・)
ということは、集水器(軒樋の水が集まる部分)は一番低くなっていなければいけませんね。
ですので、集水器の一番近くにある雨樋金具は低い位置に取り付け、一番遠い金具は高く取り付けます。

おわかりですよね??笑

そしてタコ糸に沿って金具を取り付けると自然と雨水が流れるように勾配をとるとこができる。ということです。

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⑥新規の軒樋を金具に取り付ける

次にいよいよ軒樋の取付けです。
金具を取付けて半分・樋を取付けて半分という作業量です。

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まず軒樋に穴を空けます。
これは軒樋から縦樋に流れる込む落とし穴になります。
穴のサイズはテニスボールくらいのサイズでOKです。

2

穴を空けた所には雨樋用の接着剤を薄く塗ります。
この材料(Panasonic製)は見た目はプラスチックに見えますが、実は鉄(スチール)が中に入っているんです。
鉄をプラスチックで覆うことによって、耐久性・耐候性に優れている材料なんです。

ただ、しっかり鉄がサビないように切り口には塗膜(サビ止め効果)を作ってあげるんですね。
雨水が集まる雨樋を長持ちさせる裏技が実はこれです。大切な作業の1つです。

製品の詳細はコチラ

3

次に集水器を付けます。
「集水器」とは名前のとおり、「水が集まる器(うつわ)」軒樋(横の樋)から縦樋に雨水を引き継ぐ大切な役割の部品です。

4

集水器をの軒樋に取付けて、軒樋金具に軒樋本体を引っ掛けます。
それぞれの軒樋金具の先端にしっかり引っかかっているか確認をして、一気に・・・・

5

カチャ!!!!

これでOK!!

6

軒樋が長い・短いという時は、このように専用のノコギリで切断です。
しっかり、まっすぐ、ゆっくり切るのがコツです。

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軒樋同士のこのようなつなぎ目には「軒継ぎ手」という部材を取付けます。

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この材料の場合は外側・内側に1つづつ別の形をした部材があり、外側の部材をを取付けた後に内側の部材をはめ込みます。
その際はしっかり接着剤を入れて取付けます。接着剤の量もあまりはみ出してこないように適量を塗布します。

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そして、カチャ!!!!っと2つの部品を取付けて完成です!!

⑦新規の縦樋を取り付ける

軒樋(横樋)を取付けたら次は「縦樋」(たてとい・たてどい)の取付けです。
写真の雨樋はPanasonic製の縦とい→コチラ
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まず集水器にエルボという縦樋を曲げた部材を取付けます。
肘(英語:エルボ)を曲げた様に見えることがからこのような名前が付けられました。

02

エルボにもしっかり接着剤を付け部材が同士が取れないように接着します。
大風・大雨・大雪の際には雨どいに負担がかかるので接着剤は重要です

03

長さを測って切った縦樋の先端にエルボを付け雨水の道を作っていきます。
この作業はミリ単位での作業になり、慎重に行います。
こう見えて縦樋の取付けは軒樋の取付けよりも作業難易度は高いんです。

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作業を進めていくと障害物がいっぱい出てきます。
屋根の上をまたぐ時はこのように部材を駆使して障害物を交わしていきます。
使用する部材は自由ですが、よりキレイにスムーズに雨水を流してあげることが一番重要です。

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この部材は瓦屋根の上を縦樋を這わす時に使う部材になります。
既製品というものがないので、板金屋さんに作ってもらう必要があります。

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このように瓦と瓦の隙間に挟み込み、瓦材に引掛けます。

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少し板金材が見えるように取り付けるようにして、銅線(またはステンレス線)を伸ばして出しておきます。

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そして瓦の上に這ってきた縦樋は銅線で抱かせ結わき固定します。

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屋根の上に這っている縦樋は風や雪の影響を受け動きやすいので、このように固定することによって長持ちしスッキリ綺麗に納まります。
2階からの縦樋はこのように取付けて、1階の雨樋に流し込みます。
2階からの雨水は大量なので、しっかりと縦樋の施工をしないと雨漏りの原因を作ってしまうことになるので注意が必要です。

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雨樋の交換工事の完成です。
上が工事前・下が工事後になります。
National(現Panasonic)のN4.0(廃版商品)という軒樋からPanasonicのPC50に交換しました。

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工事後は足場を解体し完了になります。

このように「雨樋の交換工事」といっても、道具・材料の手配、本体工事、安全を考慮した足場の設置等など多くの過程から完成になります。

ご自身で修理をする時は計画的に行う事をオススメいたします!!

業者さんにお願いをする時は近くの専門店(建築板金業者)にお願いすると直接取り引きができます。

リフォーム業者さんにお願いをすると仲介手数料が発生することがあるので、比較的割安で工事をお願いすることができますし、専門的な知識でサポートしてくれると思います。

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