そう、大雪や台風・春一番の強風で雨樋が飛んでいってしまったり、折れ曲がってしまったりした場合は保険に申請すると保険金で修理が出来るということです。
実はあまり知られていないのですが、火災保険というと火事の時しか適用されてないと思っている方がほとんどだと思うのですが、このような時も問題なく利用することが出来るのです。
【損保ジャパン日本興亜】 【東京海上日動】 【MS&ADインシュアランス グループ 】
この3社や民間の損保会社では修理費用が20万円を越えると全額保証(¥199,999-までは自己負担)してくれるといものが多くあります。
雨樋の破損や歪曲(曲がり)の場合は修理するのにあたり建物に足場を設置しなければ作業ができないので家全体に足場を掛けると20万円という金額は超えてしまうので自己負担金がなく雨樋がキレイに直ります。
【全労済】
例えば、「住宅の損害額が20万円を超え50万円以下の場合は支払い限度額は10万円」といような縛りがあります。
これは元々の保険の掛け金が民間のものと比べて圧倒的に安いものになっておりますので、仕方がないのです。
といっても、自然災害で生じた雨樋の破損で火災保険が使えるのは間違いないので一度保険証券を確認してみてはいかがでしょうか?
【火災保険の申請の手順】についてはこちら
※ここでの保険金の内容・補償内容・申請方法などの話は全ての方にあてはまる事ではありませんのでご加入している保険会社に十分確認をしてください。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。